"赤い鼻緒がぷつりと切れた継げてくれる手、ありゃしない"この艶っぽい歌詞は坂本冬美の「夜桜お七」の歌い始めである。演歌はあまり聞かない方だが、この曲は思わず聞き込んでしまう不思議な魔力がある。 地元の近くに三嶋大社という由緒正しい神社があるの…
暖かい日が続く。近所の塀にも梅や桃がぽつぽつと咲き出し、良い香りも漂う。今日は、まさに春の弥生のこの佳き日。ひなまつりである。 もう少女の頃はとうにすぎたが、今でも虫干しを兼ねて、我が家ではお雛様を飾っている。お雛様の緋毛氈を見ると、ワクク…
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