猫屋敷の徒然country diary

伊豆の片田舎に住む猫好きが徒然なるままに書き綴ります。

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

初夏の風

つつじやさつき、藤の花が咲いたら、まもなく初夏が訪れる。山の緑もどことなく色を濃くし、空もまた青を増して行くように感じる。 連休も近く、世間もまた初夏の気配に浮き足立っているようである。 まったく初夏という言葉の清々しさったらない。おろした…

つつじの花

伊東市の富戸や川奈のあたりの海沿いに小室山という小さな山がある。春も終わりを迎え初夏の気配が見え始める頃、この小室山麓のつつじが満開を迎える。 目に痛いほどのピンクや赤の大きな花弁が枝はいっぱいに広がり、アーチ状のつつじをくぐればまるで千と…

伊豆の春

私が住んでいるのは函嶺の南に位置する小さな田舎町である。春になると新芽の萌葱色と常緑樹の緑の山腹に、まるで雲か霞のようにふわふわと淡い白や桃色が滲むのを見ることができる。山笑う、とはまさにこのこと。 土手には菜の花、田には蓮華。野や山際にも…